滋賀県歴史遺産の魅力ーーーC.米原、柏原編
第3回滋賀県歴史遺産散策会は、米原・柏原方面。題して「東山道をめぐる攻防の地を訪ねて」。
7月14日(土)10:00 米原駅からのスタート。
当日のコースと主な見所は次の通り。
① 米原・青岸寺: イワヒバの寺、国指定「名勝」庭園
② 番場・蓮華寺: 南北朝の古戦場、北条仲時主従430余名自刃の地・墓地、番場忠太郎碑
③ 中山道・醒ヶ井宿: 水の宿駅、居醒の清水、地蔵川と梅花藻
④ 柏原・成菩提院: 最澄開基による古刹。信長・秀吉・小早川秀秋などが宿営、
⑤ 中山道・柏原宿: 柏原宿歴史館、
⑥ 北畠具行墓: 後醍醐天皇の側近、京極道誉によりこの地で斬首さる
⑦ 清瀧寺徳源院: 京極氏歴代の菩提寺、一族の墓所、池泉回遊式庭園
各ポイントの見所を紹介しよう。
① 米原・青岸寺: JR米原駅東口より徒歩5分
・京極道誉によって建てられた米泉寺を彦根大雲寺末寺として再興され、井伊家の支援を得て隆昌。
・イワヒバの群生が美しく、「イワヒバの寺」ともいわれる
・元々の庭園は彦根の楽々園に移築されたが、その後改めて楽々園の作者香取氏に命じ再興された。
・国指定「名勝」庭園: 観音様の住む補陀落山の世界を表現。
特徴は、① 石組みの多さ ② 水を表わす のに石でなく苔を使用 ③ 回遊式園路 ④ 和洋折衷
の寄せ灯篭 ⑤ 降り井戸形式のつくばい
・書院「六湛盦」の風雅な佇まい。
・薄茶、コーヒー、精進料理も予約で可能
緑豊かで静寂そのもの!各部屋の佇まいのしっとり感!お寺というよりは茶室そのもの。
般若湯でもいただきながら、ゆっくりと精進料理と庭の風情を味わうーーー至福の時が過ごせそう!!
② 番場・蓮華寺: JR米原駅から近江鉄道バス「蓮華寺下」下車すぐ。またはタクシーで10分
・聖徳太子の創建による「法隆寺」を起源に一向上人が再興。花園天皇より勅願寺院としての勅許を賜り、
寺紋として菊の紋を下賜される。(勅使門もある)
・六波羅探題北条仲時一行が鎌倉へ落ち延びる途中、京極道誉に阻まれ奮戦空しく仲時以下郎党432名 が本堂前にて自刃。全員の過去帳(重文)と墓碑がある。
・長谷川伸作「瞼の母」の主人公“番場忠太郎”の顕彰碑が、有名歌舞伎俳優、映画俳優の玉垣で囲まれ
ひっそりと佇んでいる。
③ 中山道・醒ヶ井宿: JR醒ヶ井駅下車すぐ
・醒ヶ井水の宿駅: 駅を出てすぐ右。名水の里・醒ヶ井の観光拠点。地元の新鮮野菜や加工品、特産品
等の販売、レストラン、喫茶店、ギャラリー、体験教室など醒ヶ井湧水をふんだんに使った癒しのスポット。
醒ヶ井宿は中山道61番目の宿場で、地蔵川に沿った町並みには今も問屋場などが残る。
・居醒の清水: 「平成の名水百選」に選ばれた霊仙山からの湧水で地蔵川の水源。伊吹山の神との戦い に敗れ、その毒気に当った日本武尊がこの水につかると忽ち直ったとされる。他にも十王水、西行水など
湧き水もある。
・梅花藻: キンポウゲ科の水生多年草で清流でしか育たない。7~8月頃に梅の花に似た白い小花が咲く。 湧水地にしか棲まないハリヨ(針魚)とともに、清流の証でもある。
④ 柏原・成菩提院: 「じょうぼだいいん」と読む。JR柏原駅から徒歩約20分
・最澄の開基になる古刹。後に延暦寺の別院となる。信長、秀吉、小早川秀秋などが宿営した記録もある。
徳川の支援も受け一時は「天海大僧正」が住職を務めたこともある。
・豪快な山門、本堂、本堂に続く書院とともに多くの文化財がある。
⑤ 中山道・柏原宿: JR柏原駅すぐ
・中山道60番目の宿場。宿の長さ1.4k、本陣×1、脇本陣×1、旅籠屋×22を容し、徳川家茂を筆頭に
8,400人の武士や足軽が泊まったという記録からもその規模がわかる。
車が対面通行出来る幅員の道路は当時と殆ど変っていないというから、相当な賑わいがあったと思える。
・柏原宿歴史館: 大正時代の旧家(国・登録有形文化財)を活用した江戸時代の柏原宿のテーマ館。
展示資料とともに、建物の豪壮な屋根組みや贅沢な和室の造りも見もの。
⑥ 北畠具行墓: JR柏原駅より徒歩約40分
・後醍醐天皇の側近として鎌倉幕府の倒幕に加わったが、捕らえられ鎌倉へ送られる。途中この地に留まり 護送役の京極道誉からの助命嘆願も聞き入れられず、この地で斬首された。国指定史跡。
⑦ 清瀧寺徳源院: JR柏原駅から徒歩20分
・京極氏初代の氏信が建立した京極家歴代の菩提寺。天台宗寺院。墓所には、上段に18基下段に14基
の墓が配列されており、国指定史跡となっている。
・清滝山を借景にした池泉回遊式の庭園は、県指定名勝。特に秋の紅葉は「血染めの紅葉」といわれる。
・春は境内の「道誉桜」(しだれ桜・樹齢約300年樹高約10m)が豪快に花をつける。
7月14日(土)10:00 米原駅からのスタート。
当日のコースと主な見所は次の通り。
① 米原・青岸寺: イワヒバの寺、国指定「名勝」庭園
② 番場・蓮華寺: 南北朝の古戦場、北条仲時主従430余名自刃の地・墓地、番場忠太郎碑
③ 中山道・醒ヶ井宿: 水の宿駅、居醒の清水、地蔵川と梅花藻
④ 柏原・成菩提院: 最澄開基による古刹。信長・秀吉・小早川秀秋などが宿営、
⑤ 中山道・柏原宿: 柏原宿歴史館、
⑥ 北畠具行墓: 後醍醐天皇の側近、京極道誉によりこの地で斬首さる
⑦ 清瀧寺徳源院: 京極氏歴代の菩提寺、一族の墓所、池泉回遊式庭園
各ポイントの見所を紹介しよう。
① 米原・青岸寺: JR米原駅東口より徒歩5分
・京極道誉によって建てられた米泉寺を彦根大雲寺末寺として再興され、井伊家の支援を得て隆昌。
・イワヒバの群生が美しく、「イワヒバの寺」ともいわれる
・元々の庭園は彦根の楽々園に移築されたが、その後改めて楽々園の作者香取氏に命じ再興された。
・国指定「名勝」庭園: 観音様の住む補陀落山の世界を表現。
特徴は、① 石組みの多さ ② 水を表わす のに石でなく苔を使用 ③ 回遊式園路 ④ 和洋折衷
の寄せ灯篭 ⑤ 降り井戸形式のつくばい
・書院「六湛盦」の風雅な佇まい。
・薄茶、コーヒー、精進料理も予約で可能
緑豊かで静寂そのもの!各部屋の佇まいのしっとり感!お寺というよりは茶室そのもの。
般若湯でもいただきながら、ゆっくりと精進料理と庭の風情を味わうーーー至福の時が過ごせそう!!
② 番場・蓮華寺: JR米原駅から近江鉄道バス「蓮華寺下」下車すぐ。またはタクシーで10分
・聖徳太子の創建による「法隆寺」を起源に一向上人が再興。花園天皇より勅願寺院としての勅許を賜り、
寺紋として菊の紋を下賜される。(勅使門もある)
・六波羅探題北条仲時一行が鎌倉へ落ち延びる途中、京極道誉に阻まれ奮戦空しく仲時以下郎党432名 が本堂前にて自刃。全員の過去帳(重文)と墓碑がある。
・長谷川伸作「瞼の母」の主人公“番場忠太郎”の顕彰碑が、有名歌舞伎俳優、映画俳優の玉垣で囲まれ
ひっそりと佇んでいる。
③ 中山道・醒ヶ井宿: JR醒ヶ井駅下車すぐ
・醒ヶ井水の宿駅: 駅を出てすぐ右。名水の里・醒ヶ井の観光拠点。地元の新鮮野菜や加工品、特産品
等の販売、レストラン、喫茶店、ギャラリー、体験教室など醒ヶ井湧水をふんだんに使った癒しのスポット。
醒ヶ井宿は中山道61番目の宿場で、地蔵川に沿った町並みには今も問屋場などが残る。
・居醒の清水: 「平成の名水百選」に選ばれた霊仙山からの湧水で地蔵川の水源。伊吹山の神との戦い に敗れ、その毒気に当った日本武尊がこの水につかると忽ち直ったとされる。他にも十王水、西行水など
湧き水もある。
・梅花藻: キンポウゲ科の水生多年草で清流でしか育たない。7~8月頃に梅の花に似た白い小花が咲く。 湧水地にしか棲まないハリヨ(針魚)とともに、清流の証でもある。
④ 柏原・成菩提院: 「じょうぼだいいん」と読む。JR柏原駅から徒歩約20分
・最澄の開基になる古刹。後に延暦寺の別院となる。信長、秀吉、小早川秀秋などが宿営した記録もある。
徳川の支援も受け一時は「天海大僧正」が住職を務めたこともある。
・豪快な山門、本堂、本堂に続く書院とともに多くの文化財がある。
⑤ 中山道・柏原宿: JR柏原駅すぐ
・中山道60番目の宿場。宿の長さ1.4k、本陣×1、脇本陣×1、旅籠屋×22を容し、徳川家茂を筆頭に
8,400人の武士や足軽が泊まったという記録からもその規模がわかる。
車が対面通行出来る幅員の道路は当時と殆ど変っていないというから、相当な賑わいがあったと思える。
・柏原宿歴史館: 大正時代の旧家(国・登録有形文化財)を活用した江戸時代の柏原宿のテーマ館。
展示資料とともに、建物の豪壮な屋根組みや贅沢な和室の造りも見もの。
⑥ 北畠具行墓: JR柏原駅より徒歩約40分
・後醍醐天皇の側近として鎌倉幕府の倒幕に加わったが、捕らえられ鎌倉へ送られる。途中この地に留まり 護送役の京極道誉からの助命嘆願も聞き入れられず、この地で斬首された。国指定史跡。
⑦ 清瀧寺徳源院: JR柏原駅から徒歩20分
・京極氏初代の氏信が建立した京極家歴代の菩提寺。天台宗寺院。墓所には、上段に18基下段に14基
の墓が配列されており、国指定史跡となっている。
・清滝山を借景にした池泉回遊式の庭園は、県指定名勝。特に秋の紅葉は「血染めの紅葉」といわれる。
・春は境内の「道誉桜」(しだれ桜・樹齢約300年樹高約10m)が豪快に花をつける。
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by ganchagg
| 2012-09-04 18:30
滋賀県歴史遺産の魅力ーーーB.安土・五個荘・甲良・多賀編
第2回の歴史遺産散策会は7月7日(土)AM10:00 JR安土駅からスタート。
題して「清盛・景清・道誉 つわものどもの謎と足跡を訪ねて」。
当日のコースと主な見所はは次の通り。
① 安土・浄厳院 : 楼門・本堂・本尊阿弥陀如来像(重文)、信長の創建による。安土宗論の舞台。
② 沙沙貴神社 : 近江源氏佐々木氏の氏神。
③ 景清道 : 東山道から繖山々麓を抜け浄厳院の門前を通る裏道。
④ 教林坊 : 聖徳太子の創建によるとされる。小堀遠州作といわれる庭園と秋の紅葉は特に評判。
⑤ 五個荘・金堂地区 : 近江商人発祥の地「てんびんの里」といわれ、近江商人の本宅が立ち並ぶ。
⑥ 勝楽寺 : 京極高氏(道誉)が菩提寺として創建。道誉の墓、肖像画(重文)がある。
⑦ 敏満寺城跡 : 名神高速多賀サービスエリア(上り線)内に櫓台、空堀、門跡などの遺構。
⑧ 多賀大社 : 古事記にも出てくる古社。伊邪那岐命、伊邪那美命を祀る。
ポイントごとの見所を紹介しよう。
① 安土・浄厳院 : JR安土駅より徒歩10分
・信長の創建による浄土宗の名刹。江戸時代には浄土宗の近江・甲賀の総本山として808ヶ寺の末寺を
持つ大寺院となった。
・楼門・本堂(室町後期)・本尊阿弥陀如来像(丈六・平安)はいずれも重文。
・安土宗論の舞台として有名。
・大きな赤い楼門はJRからも見える。この日は安土町のゆるキャラ「らんまる君」も同行してくれた。
② 沙沙貴神社 :
・中世近江を支配した近江源氏佐々木氏の氏神。
・茅葺の豪壮な楼門、その左右に広がる回廊、拝殿、本殿、中門、透塀、権殿が整然と配置されている。
が、楼門が拝殿・本殿を結ぶ線上になく、少しずれているのは何か意味が???
・分銅状の願い石や佐々木の系譜という乃木希典手植えの松とか「なんじゃもんじゃの木」などもある。
・らんまる君の同行もここまで。
③ 景清道 : 東山道から繖山々麓を抜け浄厳院の門前を通る裏道。
平安末期の武将・平景清が尾張から京都へ行く際に通ったからともいわれる。
④ 教林坊 : JR安土駅よりタクシーで10分
・聖徳太子の創建によるとされる天台宗寺院。観音正寺の子院10坊の一つで、唯一現存する寺院。
一時無住となり荒廃したが現住職の努力で復興したという。
・小堀遠州作といわれる池泉鑑賞式庭園は、付書院から眺める「掛軸庭園」の仕掛と共に見事。
秋の紅葉も特に評判である。
・表門から書院にいたる竹林の小道は、しっとりとして心を落ち着かせてくれる。
門をくぐった瞬間から癒しの世界にいざなってくれる仕掛に満ち満ちているようだ。
⑤ 五個荘・金堂地区 :JR能登川駅からバス(八日市行き)10分「プラザ三方よし」下車
・近江商人発祥の地「てんびんの里」といわれ、社寺を中心に近江商人の本宅が立ち並ぶ。
・平成10年国の「重要伝統建造物群保存地区」に選定されたが、その選定理由を見れば町の特徴が一気に
よく分かる。すなわち、「金堂の町並みは古代条里制地割りを基本に大和郡山藩の陣屋と社寺を中心に
形成され湖東平野を代表する農村集落で、加えて近江商人が築いた意匠の優れた和風建築群の歴史的 景観を保存し、わが国として価値が高い」ということである。
・近江商人の中では一番後発の五個荘商人は、江戸後期から近代にかけて呉服や綿・絹製品を中心に
全国に商圏を広げた。
・白壁・舟板張りの土蔵や屋敷の続く町並みだけでなく、集落内の水路は各家に引き込まれ「いれがわと」や 「あらいと」などが設けられ、人々の暮らしに密着している様子も覗える。
正に100年タイムスリップしたような雰囲気にさせられる。
⑥ 勝楽寺 : ・JR河瀬駅または近江鉄道尼子駅から「金屋行」または「萱原行」バスにて「金屋」または「正楽寺」下車、徒歩10分
・近江鉄道バス・他が神社前から「萱原行」バスにて「正楽寺」下車、徒歩10分
・京極高氏(道誉)が菩提寺として創建。道誉の墓、肖像画(重文)、本尊大日如来像(平安・重文)がある。
・道誉は、婆裟羅大名としてその派手な言動が取り上げられ勝ちであるが、茶道・華道、連歌にも通じ能楽や 狂言にも理解を示した優れた文化人でもあった。
・室町幕府の要職を勤めたことから、本拠地を柏原(現米原市柏原)から当地へ移転させ、亡くなるまで此処 を本拠とした。
⑦ 敏満寺城跡 : 名神高速多賀サービスエリア(上り線)内に櫓台、空堀、門跡などの遺構。
・敏満寺は名神高速多賀サービスエリア周辺に存在したとされる寺院で、平安末から記録に現れ、鎌倉末
には巨大な本堂や30棟を超える諸堂が立ち並ぶ大寺院であった。その後、浅井長政や織田信長の攻撃 を受け胡宮神社と寺坊の福寿院を残して廃絶した。
・城郭遺構は、それらの戦いの中で、防御施設として築かれたものと考えられている。
・EXPASA(エクスパーサ):
下り線多賀SA内にあるショッピングセンター。地元の住人によれば“今、多賀で一番の繁華街”とのこと。 食堂・レストラン・スイーツ・みやげ物の店などなど。評判は、ラーメン屋とおかき屋だとか。
外の駐車場に車を置いたままで敏満寺城跡も胡宮神社も行けるし、都合の良いスポット。
⑧ 多賀大社: JR彦根駅(乗換)近江鉄道彦根駅から「多賀大社前駅行」(15分)、終点下車徒歩10
JR彦根駅から湖国バス多賀線にて「国道多賀大社」(20分)下車すぐ
・古事記にも出てくる古社。伊邪那岐命、伊邪那美命を祀るため、「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢
お多賀の子でござる」という俗謡が伝えられている。
・延命長寿、縁結びの神として多くの信仰を集め、東大寺再建の僧・重源や武田信玄、豊臣秀吉なども祈願
したことが社伝に残されている。
・境内には宝物殿、太閤橋、寿命石、奥書院庭園など多くの文化財や伝承を有している。
外観だけでなく、拝殿からグルッと廻った回廊を経由して奥書院庭園も是非見ておきたいポイント。
・お守りは、「お玉杓子」や「おたまじゃくし」の語源になったといわれる「お多賀杓子」。
お土産は、「糸切り餅」。元寇の戦勝に謝し奉納したとされる、長く延ばし赤青3本の線の入った餅を糸で
切ったもの。店頭からは餅を蒸す蒸篭の湯気が景気よくあがり、人の気を引く。さっぱりした程よい甘さは
渋めのお茶でいくつでも食べられる。
*あけぼのパーク多賀 : 彦根駅から湖国バス多賀線「あけぼのパーク多賀」(20分)下車すぐ
・正式名称は「多賀の自然と文化の館」という地域の自然と文化をテーマにした総合博物館。
・町内で発掘された「あけぼの象」の全身骨格の展示がある。
<a href="http://localkansai.blogmura.com/">
題して「清盛・景清・道誉 つわものどもの謎と足跡を訪ねて」。
当日のコースと主な見所はは次の通り。
① 安土・浄厳院 : 楼門・本堂・本尊阿弥陀如来像(重文)、信長の創建による。安土宗論の舞台。
② 沙沙貴神社 : 近江源氏佐々木氏の氏神。
③ 景清道 : 東山道から繖山々麓を抜け浄厳院の門前を通る裏道。
④ 教林坊 : 聖徳太子の創建によるとされる。小堀遠州作といわれる庭園と秋の紅葉は特に評判。
⑤ 五個荘・金堂地区 : 近江商人発祥の地「てんびんの里」といわれ、近江商人の本宅が立ち並ぶ。
⑥ 勝楽寺 : 京極高氏(道誉)が菩提寺として創建。道誉の墓、肖像画(重文)がある。
⑦ 敏満寺城跡 : 名神高速多賀サービスエリア(上り線)内に櫓台、空堀、門跡などの遺構。
⑧ 多賀大社 : 古事記にも出てくる古社。伊邪那岐命、伊邪那美命を祀る。
ポイントごとの見所を紹介しよう。
① 安土・浄厳院 : JR安土駅より徒歩10分
・信長の創建による浄土宗の名刹。江戸時代には浄土宗の近江・甲賀の総本山として808ヶ寺の末寺を
持つ大寺院となった。
・楼門・本堂(室町後期)・本尊阿弥陀如来像(丈六・平安)はいずれも重文。
・安土宗論の舞台として有名。
・大きな赤い楼門はJRからも見える。この日は安土町のゆるキャラ「らんまる君」も同行してくれた。
② 沙沙貴神社 :
・中世近江を支配した近江源氏佐々木氏の氏神。
・茅葺の豪壮な楼門、その左右に広がる回廊、拝殿、本殿、中門、透塀、権殿が整然と配置されている。
が、楼門が拝殿・本殿を結ぶ線上になく、少しずれているのは何か意味が???
・分銅状の願い石や佐々木の系譜という乃木希典手植えの松とか「なんじゃもんじゃの木」などもある。
・らんまる君の同行もここまで。
③ 景清道 : 東山道から繖山々麓を抜け浄厳院の門前を通る裏道。
平安末期の武将・平景清が尾張から京都へ行く際に通ったからともいわれる。
④ 教林坊 : JR安土駅よりタクシーで10分
・聖徳太子の創建によるとされる天台宗寺院。観音正寺の子院10坊の一つで、唯一現存する寺院。
一時無住となり荒廃したが現住職の努力で復興したという。
・小堀遠州作といわれる池泉鑑賞式庭園は、付書院から眺める「掛軸庭園」の仕掛と共に見事。
秋の紅葉も特に評判である。
・表門から書院にいたる竹林の小道は、しっとりとして心を落ち着かせてくれる。
門をくぐった瞬間から癒しの世界にいざなってくれる仕掛に満ち満ちているようだ。
⑤ 五個荘・金堂地区 :JR能登川駅からバス(八日市行き)10分「プラザ三方よし」下車
・近江商人発祥の地「てんびんの里」といわれ、社寺を中心に近江商人の本宅が立ち並ぶ。
・平成10年国の「重要伝統建造物群保存地区」に選定されたが、その選定理由を見れば町の特徴が一気に
よく分かる。すなわち、「金堂の町並みは古代条里制地割りを基本に大和郡山藩の陣屋と社寺を中心に
形成され湖東平野を代表する農村集落で、加えて近江商人が築いた意匠の優れた和風建築群の歴史的 景観を保存し、わが国として価値が高い」ということである。
・近江商人の中では一番後発の五個荘商人は、江戸後期から近代にかけて呉服や綿・絹製品を中心に
全国に商圏を広げた。
・白壁・舟板張りの土蔵や屋敷の続く町並みだけでなく、集落内の水路は各家に引き込まれ「いれがわと」や 「あらいと」などが設けられ、人々の暮らしに密着している様子も覗える。
正に100年タイムスリップしたような雰囲気にさせられる。
⑥ 勝楽寺 : ・JR河瀬駅または近江鉄道尼子駅から「金屋行」または「萱原行」バスにて「金屋」または「正楽寺」下車、徒歩10分
・近江鉄道バス・他が神社前から「萱原行」バスにて「正楽寺」下車、徒歩10分
・京極高氏(道誉)が菩提寺として創建。道誉の墓、肖像画(重文)、本尊大日如来像(平安・重文)がある。
・道誉は、婆裟羅大名としてその派手な言動が取り上げられ勝ちであるが、茶道・華道、連歌にも通じ能楽や 狂言にも理解を示した優れた文化人でもあった。
・室町幕府の要職を勤めたことから、本拠地を柏原(現米原市柏原)から当地へ移転させ、亡くなるまで此処 を本拠とした。
⑦ 敏満寺城跡 : 名神高速多賀サービスエリア(上り線)内に櫓台、空堀、門跡などの遺構。
・敏満寺は名神高速多賀サービスエリア周辺に存在したとされる寺院で、平安末から記録に現れ、鎌倉末
には巨大な本堂や30棟を超える諸堂が立ち並ぶ大寺院であった。その後、浅井長政や織田信長の攻撃 を受け胡宮神社と寺坊の福寿院を残して廃絶した。
・城郭遺構は、それらの戦いの中で、防御施設として築かれたものと考えられている。
・EXPASA(エクスパーサ):
下り線多賀SA内にあるショッピングセンター。地元の住人によれば“今、多賀で一番の繁華街”とのこと。 食堂・レストラン・スイーツ・みやげ物の店などなど。評判は、ラーメン屋とおかき屋だとか。
外の駐車場に車を置いたままで敏満寺城跡も胡宮神社も行けるし、都合の良いスポット。
⑧ 多賀大社: JR彦根駅(乗換)近江鉄道彦根駅から「多賀大社前駅行」(15分)、終点下車徒歩10
JR彦根駅から湖国バス多賀線にて「国道多賀大社」(20分)下車すぐ
・古事記にも出てくる古社。伊邪那岐命、伊邪那美命を祀るため、「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢
お多賀の子でござる」という俗謡が伝えられている。
・延命長寿、縁結びの神として多くの信仰を集め、東大寺再建の僧・重源や武田信玄、豊臣秀吉なども祈願
したことが社伝に残されている。
・境内には宝物殿、太閤橋、寿命石、奥書院庭園など多くの文化財や伝承を有している。
外観だけでなく、拝殿からグルッと廻った回廊を経由して奥書院庭園も是非見ておきたいポイント。
・お守りは、「お玉杓子」や「おたまじゃくし」の語源になったといわれる「お多賀杓子」。
お土産は、「糸切り餅」。元寇の戦勝に謝し奉納したとされる、長く延ばし赤青3本の線の入った餅を糸で
切ったもの。店頭からは餅を蒸す蒸篭の湯気が景気よくあがり、人の気を引く。さっぱりした程よい甘さは
渋めのお茶でいくつでも食べられる。
*あけぼのパーク多賀 : 彦根駅から湖国バス多賀線「あけぼのパーク多賀」(20分)下車すぐ
・正式名称は「多賀の自然と文化の館」という地域の自然と文化をテーマにした総合博物館。
・町内で発掘された「あけぼの象」の全身骨格の展示がある。
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by ganchagg
| 2012-09-03 01:57
滋賀県歴史遺産の魅力ーーーA.野洲市・竜王町編
滋賀県教育委員会主催「近江水と大地の遺産魅力発信事業」の一環として、今秋実施される「平家ゆかりの地探訪会」の先行企画に参加した。
長年滋賀県に住みながら、地元の良さや歴史遺産を知らぬまま来たわが身を省みて、「ブログ作成」の宿題つきに躊躇しながらも挑戦してみた。 ワクワク新発見をレポートしてみたいと思う。
第1回は、野洲市・竜王町編、題して「平家物語・祇王祇女と源義経のゆかりの地を訪ねて」。
6月30日(土) 10:00 JR野洲駅からのスタート。 当日のコースと主な見所は次の通り。
① 苗村神社: 楼門・東本殿・不動明王立像(重文)、西本殿(国宝)
② 道の駅かがみの里: 鏡神社・宝きょう印塔・石灯籠(重文)、義経元服池・盥・宿泊館跡、平家終焉の地
③ 祇王寺: 祇王寺、祇王屋敷跡、北村季吟句碑、永原御殿門、(祇王井川ーー今回はパス)
④ 仏性寺: 丈六阿弥陀如来座像(重文)
⑤ 兵主大社: 朱色の翼廊をもつ楼門、同じく翼廊をもつ拝殿が優雅の奈良時代創建の古社
ポイントごとの見所を紹介しよう。(アクセスは公共交通利用で記載)
① 苗村神社: アクセス(JR近江八幡駅より近江バス「竜王ダイハツ行」にて「川守」下車徒歩10分)
・楼門(重文)は、室町時代の造営といわれ、入母屋造茅葺の和様を基本とした禅宗様混在の巨大建物。
・西本殿(重文)は、鎌倉後期の建立と推定、三間社流造桧皮葺。
東本殿と共に広大な境内地には古墳群もあり、近郊33郷の総社として荘厳な風格をもっている。
・不動明王立像(重文): 鎌倉初期の作と推定。神仏習合時代の護摩堂本尊といわれる。
憤怒の容貌の厳しさに比べ衣裳や体躯の柔らかさが見るものを少しホッとさせる。
少し捻った腰、剣を持ち後に引いた右手、正面に伸ばした左手は、今にも動き出しそうで躍動感満点。
・西本殿(国宝): 室町前半期の建立と推定。一間社流造桧皮葺。
② 道の駅かがみの里: (アクセス)JR近江八幡駅よりバス「村田製作所行」にて「鏡」下車徒歩5分
・「鏡」は、平安末期から鎌倉、室町にかけて宿場として栄えた町で、現在の「国道8号線」を挟む形で展開した交通の要衝であった。 鏡神社には「天日槍」が祀られ、周辺には須恵器を焼成した登り窯の跡地が点在する渡来文化伝承の地でもある。
・周辺の史跡は、概ね「道の駅かがみの里」を中心に半径300m程度の範囲内に集中しているので極めてカバーしやすい。 また、道の駅では、レストランも完備、更に地元の折々の特産品産や野菜・近江米・焼き立てパンなどの販売や情報発信の拠点となっており、頼りになるポイントだ。
・鏡神社(重文): 南北朝時代の建立で三間社流造こけら葺。陶製技術を伝えた新羅の王「天日槍」を祭神とする。源義経も源氏の再興と武運長久を祈願したという。
・鞍馬寺から東北へ下向する途中の牛若丸がこの地で泊まり、追手を欺くため一人で元服して義経となった地でもあることから、義経元服がらみの史跡が多数言い伝えられている。
宝きょう印塔(鎌倉後期)・石灯籠(室町初期)はいづれも最澄建立の「西光寺」の遺品。平家終焉の地
だけが少し離れている。
③ 妓王寺: (アクセス)JR野洲駅からバス「木部循環線」にて「江部」下車、徒歩7分
・妓王寺は、平清盛に頼んで故郷に農業用水「祇王井」を開いた白拍子・祇王の徳を感謝し、村人達が建立した寺。 祇王、祇女、刀自、仏御前が祀られている。 近くに、祇王屋敷跡や祇王井開削ゆかりの史跡が点在する。境内では、清盛と祇王に扮した案内スタッフが学芸会風に説明してくれるのもほほえましい。
今回は見学できなかったが、祇王井川は改めてでも是非訪問してみたい。今尚とうとうと水を流し、落差・高低を様々に工夫して配水され、各地域が協力して水路を大事に守っているさまを実感してみたい。
④ 仏性寺: (アクセス)JR野洲駅よりバス「西河原二丁目行」「あやめ浜行」「鮎やの郷行」にて「乙窪口」下車、徒歩5分
阿弥陀如来座像(重文)は、桧の寄木造、平安後期、行基の作といわれる。丈六・漆箔で県下最大の座像は今尚金色に輝き、静かで美しかった。
⑤ 兵主大社: (アクセス)JR野洲駅よりバス「西河原二丁目行」「あやめ浜行」「鮎やの郷行」にて「兵主大社前」下車、徒歩5分
・長々と続く松並木を過ぎると左手にポカッとした空間が広がり、いきなり朱色の大鳥居と左右に翼廊をもつ優雅な楼門が目に入る。楼門をくぐると更にゆったりと広い砂利の参道が続く。正面の拝殿も翼廊をもったゆったりとしたおおらかな佇まい。映画や時代劇のロケ地としての出番が多いのも頷ける。拝殿の左奥に広がる広大な庭園は、池泉回遊式と言われるが今回はパス。塀越しに覗いてみたが、なかなか立派な庭園だ。 国指定の名勝になっているようだが、ここも是非次回の課題にしておきたい。
「兵主」という名から「もののふのぬし」と読めることから、昔から武将、軍人の崇敬が篤かったようだ。
拝殿前の狛犬が、包帯でぐるぐる巻きにされているのをお宮さんの方に聞くと、体の悪いところと同じ場所に包帯を巻いてお祈りをすると治癒すると言い伝えられているという。「ふーん?」と納得しながらも、狛犬の尻尾にホータイを巻いた人はどこが悪いのかな?と思ってしまった。
長年滋賀県に住みながら、地元の良さや歴史遺産を知らぬまま来たわが身を省みて、「ブログ作成」の宿題つきに躊躇しながらも挑戦してみた。 ワクワク新発見をレポートしてみたいと思う。
第1回は、野洲市・竜王町編、題して「平家物語・祇王祇女と源義経のゆかりの地を訪ねて」。
6月30日(土) 10:00 JR野洲駅からのスタート。 当日のコースと主な見所は次の通り。
① 苗村神社: 楼門・東本殿・不動明王立像(重文)、西本殿(国宝)
② 道の駅かがみの里: 鏡神社・宝きょう印塔・石灯籠(重文)、義経元服池・盥・宿泊館跡、平家終焉の地
③ 祇王寺: 祇王寺、祇王屋敷跡、北村季吟句碑、永原御殿門、(祇王井川ーー今回はパス)
④ 仏性寺: 丈六阿弥陀如来座像(重文)
⑤ 兵主大社: 朱色の翼廊をもつ楼門、同じく翼廊をもつ拝殿が優雅の奈良時代創建の古社
ポイントごとの見所を紹介しよう。(アクセスは公共交通利用で記載)
① 苗村神社: アクセス(JR近江八幡駅より近江バス「竜王ダイハツ行」にて「川守」下車徒歩10分)
・楼門(重文)は、室町時代の造営といわれ、入母屋造茅葺の和様を基本とした禅宗様混在の巨大建物。
・西本殿(重文)は、鎌倉後期の建立と推定、三間社流造桧皮葺。
東本殿と共に広大な境内地には古墳群もあり、近郊33郷の総社として荘厳な風格をもっている。
・不動明王立像(重文): 鎌倉初期の作と推定。神仏習合時代の護摩堂本尊といわれる。
憤怒の容貌の厳しさに比べ衣裳や体躯の柔らかさが見るものを少しホッとさせる。
少し捻った腰、剣を持ち後に引いた右手、正面に伸ばした左手は、今にも動き出しそうで躍動感満点。
・西本殿(国宝): 室町前半期の建立と推定。一間社流造桧皮葺。
② 道の駅かがみの里: (アクセス)JR近江八幡駅よりバス「村田製作所行」にて「鏡」下車徒歩5分
・「鏡」は、平安末期から鎌倉、室町にかけて宿場として栄えた町で、現在の「国道8号線」を挟む形で展開した交通の要衝であった。 鏡神社には「天日槍」が祀られ、周辺には須恵器を焼成した登り窯の跡地が点在する渡来文化伝承の地でもある。
・周辺の史跡は、概ね「道の駅かがみの里」を中心に半径300m程度の範囲内に集中しているので極めてカバーしやすい。 また、道の駅では、レストランも完備、更に地元の折々の特産品産や野菜・近江米・焼き立てパンなどの販売や情報発信の拠点となっており、頼りになるポイントだ。
・鏡神社(重文): 南北朝時代の建立で三間社流造こけら葺。陶製技術を伝えた新羅の王「天日槍」を祭神とする。源義経も源氏の再興と武運長久を祈願したという。
・鞍馬寺から東北へ下向する途中の牛若丸がこの地で泊まり、追手を欺くため一人で元服して義経となった地でもあることから、義経元服がらみの史跡が多数言い伝えられている。
宝きょう印塔(鎌倉後期)・石灯籠(室町初期)はいづれも最澄建立の「西光寺」の遺品。平家終焉の地
だけが少し離れている。
③ 妓王寺: (アクセス)JR野洲駅からバス「木部循環線」にて「江部」下車、徒歩7分
・妓王寺は、平清盛に頼んで故郷に農業用水「祇王井」を開いた白拍子・祇王の徳を感謝し、村人達が建立した寺。 祇王、祇女、刀自、仏御前が祀られている。 近くに、祇王屋敷跡や祇王井開削ゆかりの史跡が点在する。境内では、清盛と祇王に扮した案内スタッフが学芸会風に説明してくれるのもほほえましい。
今回は見学できなかったが、祇王井川は改めてでも是非訪問してみたい。今尚とうとうと水を流し、落差・高低を様々に工夫して配水され、各地域が協力して水路を大事に守っているさまを実感してみたい。
④ 仏性寺: (アクセス)JR野洲駅よりバス「西河原二丁目行」「あやめ浜行」「鮎やの郷行」にて「乙窪口」下車、徒歩5分
阿弥陀如来座像(重文)は、桧の寄木造、平安後期、行基の作といわれる。丈六・漆箔で県下最大の座像は今尚金色に輝き、静かで美しかった。
⑤ 兵主大社: (アクセス)JR野洲駅よりバス「西河原二丁目行」「あやめ浜行」「鮎やの郷行」にて「兵主大社前」下車、徒歩5分
・長々と続く松並木を過ぎると左手にポカッとした空間が広がり、いきなり朱色の大鳥居と左右に翼廊をもつ優雅な楼門が目に入る。楼門をくぐると更にゆったりと広い砂利の参道が続く。正面の拝殿も翼廊をもったゆったりとしたおおらかな佇まい。映画や時代劇のロケ地としての出番が多いのも頷ける。拝殿の左奥に広がる広大な庭園は、池泉回遊式と言われるが今回はパス。塀越しに覗いてみたが、なかなか立派な庭園だ。 国指定の名勝になっているようだが、ここも是非次回の課題にしておきたい。
「兵主」という名から「もののふのぬし」と読めることから、昔から武将、軍人の崇敬が篤かったようだ。
拝殿前の狛犬が、包帯でぐるぐる巻きにされているのをお宮さんの方に聞くと、体の悪いところと同じ場所に包帯を巻いてお祈りをすると治癒すると言い伝えられているという。「ふーん?」と納得しながらも、狛犬の尻尾にホータイを巻いた人はどこが悪いのかな?と思ってしまった。
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by ganchagg
| 2012-08-16 07:40
初夏の花
小雨が降ったり止んだりの梅雨の一日。近くの公園で拾った初夏の花。
花びらの雨粒がキラリと光り爽やかだった。
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by ganchagg
| 2012-06-15 22:32
ゴーヤが実をつけました!
日よけ代わりにネットに這わしたゴーヤが、実をつけた。
登下校の小学生が口々に、「アー、ゴーヤや、ゴーヤや!」と叫びながら
通り過ぎていく。
肝心の「緑のすだれ」には程遠い状態だけど、二個の実はそこそこ大きく
なっている。小さい実も一つある。
土の栄養が悪いのか、葉の茂り方も葉の色も今ひとつ。
ご近所の一軒は、上手に育てて、既にきれいな緑のカーテンが出来ているのに!
梅雨明け宣言が滞っている。 今日か明日かといい始めてから、4,5日経つのに。
シャワーのような夕立が数分レベルで降ったり止んだり。そして、ジリジリ焦がし
上げるような陽光! 今日も夕日ばかり紅い!! !!
登下校の小学生が口々に、「アー、ゴーヤや、ゴーヤや!」と叫びながら
通り過ぎていく。
肝心の「緑のすだれ」には程遠い状態だけど、二個の実はそこそこ大きく
なっている。小さい実も一つある。
土の栄養が悪いのか、葉の茂り方も葉の色も今ひとつ。
ご近所の一軒は、上手に育てて、既にきれいな緑のカーテンが出来ているのに!
梅雨明け宣言が滞っている。 今日か明日かといい始めてから、4,5日経つのに。
シャワーのような夕立が数分レベルで降ったり止んだり。そして、ジリジリ焦がし
上げるような陽光! 今日も夕日ばかり紅い!!
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by ganchagg
| 2009-07-19 02:21
日々つれづれに思いつくよしなしごとを気のむくままにのんべんだらりと書いてみよう
by ganchagg
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